3月22日~23日にかけて

「第三回 せふりチャレンジクラブ」を行いました♪

今回のテーマは

「春のせふりアウトドア 海の家合体スペシャル体験」!

と題して背振自然自然の家と姉妹施設である海の中道青少年海の家と共同して

山と海のつながりを学ぶ体験を行いました。


★3月22日 (1日目)★

まずは、レクリエーションで気持ちと体をほぐしました♬

班の友だちと顔合わせ…係決めやしおりの内容を確認中。


午後の活動は自分たちで宿泊するテントを建てた後、

アラマッチョによるネイチャゲーム「カモフラージュ」♪



3日前に降った雪の影響でグランドコンディションが悪く、

残念ながら屋内での設営になりましたが屋内でも夜はとても冷え込みます。

夜、寒くならないようテントの中に銀マットやシュラフを準備しました。



「カモフラージュ」の活動では各班で歩きながら人工物を探していきます。

自然の中に目立たないように置かれた人工物を注意深く見ながら、

生きものの擬態や保護色などを学びました。



夕方からは夜ご飯を自分たちで作っていきます。

メニューは野外調理の定番カレーライス!

今回はご飯を空き缶で炊き、かまどの火は自分たちで火おこしするという難しいチャレンジ

班のみんなで一致団結して取り組みました。


まいぎり式の火おこし器で火を起こしていきます。

火種から火が着いたときは大きな歓声があがりました。

煙で目がしみますが頑張って起こした火を消さないために薪をくべていきます。

今回は通常の野外調理より難しいチャレンジでしたが、

みんな上手にカレーライスが出来上がっていました。



夜はせふり天文台で天体観察☆

天気は今年度で一番の快晴で絶好の観察日和。

急遽来ていただいた天体講師の橋詰先生の解説付きという

とても充実した思い出に残る天体観察になりました♪




★3月23日(2日目)★

翌日の朝、昨日の夕食に続き朝ごはんも自分たちで作っていきます。

メニューはカートンドッグとコンソメスープ。

朝起きてすぐの活動で大変でしたが、

昨日の夕食づくりで学んだことををしっかり復習していたため、

手際よく調理や片付けが出来ていて子どもたちの成長を感じました。




最後は今回のチャレンジクラブのテーマである山と海のつながりを

ゴミ問題やクラフトを通して学んでいきます。


まず、山と海に落ちているゴミを見比べながらそのゴミが自然に分解する

時間を班で考えました。


ペットボトルは450年、ガラス製のボトルは100万年(分解しない)など

自然に分解する時間が自分たちが思っていたよりも長くかかることを知り、

軽い気持ちで捨ててしまったゴミが長い時間、環境に悪影響を与えてしまうことを学びました。


また、自分が捨てていなくても普段使っているプラスチック製品が細かく砕けて風で飛ばされ

山の川から海まで流れてしまいマイクロプラスチックとして海の生きものや環境に

つながってしまうことを山と海のゴミを通して考えることが出来ました。



クラフトでは今回の思い出として残る作品を山と海の材料を使って制作しました。

思い思い子どもたちが考えつくる作品は個性あふれる出来上がりで

今回のチャレンジクラブの最後として良い時間となったのではないかと感じました。






テント泊や野外調理など普段の生活では体験できないことを挑戦した今回のせふりチャレンジクラブ。

自分たちで考え、どうすればうまくいくのか各々工夫しながら活動出来たのではないかと思います。

また、活動を通して、参加されたみなさんのエネルギーを身近で感じることができ、職員もとても楽しい時間でした。

みなさんにとっても、新たな発見や気づきがあったことを願っております。

またの機会に皆さんとお会いできることを楽しみにしています。


令和7年3月27日

背振少年自然の家 職員一同