【プロジェクトワイルド養成講座レポート】

11月14日～15日まで背振少年自然の家で

NPO法人キャリア・ラボの前田憲吾先生をお招きし、 

大人対象のプロジェクト・ワイルド・エデュケーター養成講座を行いました。 

この講座では、受講生のみなさんは、

環境教育について、特に野生生物の営みについてを学び、

それを指導することのできるエデュケーターになることを目指します。

 「教育」とついていると、なんだか固いイメージなのかな・・・と、思いがちですが、

プロジェクト・ワイルドは野生生物になりきる「模擬体験」を通して環境を学ぶプログラムで、

ゲームや遊びなどを通して、自分が体験をしながら学びを深めることができます。 

 まずは、生物のカード合わせゲームを通して、ある生き物の子どもが、

大人になるとどのような姿になるのかを学びました。 

 子どもと大人の姿があまりにも違いすぎて、驚きの連続です 

 外に出て体を動かしながら活動をしたり・・・

 自分たちが生き物になりきって、生活を再現したり・・・

 普段はじっくり観察しないようなところをじーっと見つめてみたり・・・ 

 受講生のみなさんは、講師の先生の行う10種類以上のアクティビティを実際に体験しました。

どのようなことを 伝え、何を学んでほしいのかの、ねらいをしっかりと持つこと、

テキストに書いてあることを忠実にするのも良いが、その土地の環境に合わせて内容をアレンジすることなど、

先生のアクティビティから学びとったことを活かして、

講座の後半は自分たちでアクティビティを行う、ティーチバック をしました。

いざ、自分の力でやってみると、受け手の時とは違う発見が多く、

受講生のみなさんは、指導のむずかしさとおもしろさを感じているようでした。 

 無事、全てのカリキュラムを終え、みなさん晴れて

プロジェクト・ワイルド・エデュケーターの仲間入りです!! 

 2日間という短い時間でしたが、背振少年自然の家に集まった講師の先生、受講生のみなさんが

とても すてきな方ばかりで、非常に充実した学びの時間をすごすことができました。

学ぶばかりでなく、この場所で新たなつながりができたこと、とてもうれしく思います。

同じ指導者を目指すもの同士、今後の活動でも関わりあえたらなと思います。

ぜひ、背振少年自然の家も一緒に野外教育を盛り上げる一員として力になれたらと思います!!

 ありがとうございました!

<運営スタッフ:古庄(あんちゃん)>